Dr.中原の健康こぼれ話68

Dr.中原の健康こぼれ話68

監修

西武学園医学技術専門学校 東京校 校長/医学博士

中原 英臣 先生

ノーベル賞

2025年のノーベル賞が発表されました、生理学・医学賞は坂口志文氏、化学賞が北川進氏と二人の日本人の科学者が受賞しました。この結果、自然科学系のノーベル賞を受賞した日本人は27人となりました。

21世紀に入って四半世紀、すでに21人の日本人科学者が授賞しました。20世紀に受賞した日本人科学者は6人でしたから驚異的といえます。

20世紀における自然科学系のノーベル賞受賞者について国別のランキングをみると、トップはアメリカで、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンが続き、日本はロシア、オランダとで並んで7位につけていました。

ところが、21世紀に入ってからのランキングをみると、92人のアメリカは別格として、日本は19人のイギリスを抑えて二位になりました。21世紀の自然科学系のノーベル賞争いで、現在、日本は銀メダルという素晴らしい成績なのです。

21世紀になって活躍している日本人は自然科学者だけではありません。二〇〇二年には宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』『君たちはどう生きるのか』がアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞し、漫画でも『ドラゴンボール』や『ポケモン』『キャプテン翼』が世界中で読まれています。日本の文化が国際的に認められているのです。「キティちゃん」や「ドラえもん」も世界を席巻しています。

戦前はアメリカやイギリスと肩を並べる軍事大国となり、戦後はアメリカに次ぐ経済大国になりました。これからの日本が目指すのは軍事大国や経済大国への道ではなく、文化大国という新たな挑戦ではないかと思われます。私たちはもっと自信をもっていいと思われます。

2026年3現在

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