2020年6月号の一覧

早期治療で重症化を防ぐ『帯状疱疹』

帯状疱疹は年間50万人を超える人が発症するといわれ、その患者数は年々増加しています。水ぼうそうにかかったことのある人はだれでも、帯状疱疹を発症する可能性があります。早期に治療すれば2週間ほどで治りますが、症状のわかりにくさから別の病気を疑って受診し、症状が進んでしまう場合も少なくありません。治療が遅れると重症化し、合併症や後遺症のリスクが高まります。早期発見のポイントと、知っておきたい基礎知識を紹介します。

原因を知って上手につきあえばラクになる
『慢性頭痛・片頭痛』

慢性的な頭痛に悩んでいるのに、じっと我慢したり、鎮痛薬でごまかしたりしていませんか。頭痛のなかには、放置すると頭痛が起こりやすくなったり、頭痛以外の症状を引き起こしたりするタイプがあります。一方、セルフケアでかなり改善できるのも頭痛の特質です。自分の頭痛はどのタイプか、原因は何かを知り、上手につきあいましょう。慢性頭痛のタイプ別特徴と、衣食住の工夫による対処法を紹介します。

若い女性や中高年男性も要注意『骨粗しょう症』

骨折は痛くて日常生活も不便になるが、命に悪影響を及ぼすほどのものではない――そんな思い込みはありませんか?しかし、骨粗しょう症から骨折に至ると、寝たきりになるリスクが高く、命にもかかわります。さらに中高年女性のみならず、ダイエット中の若い女性や生活習慣病の男性にもリスクがあることが明らかになっています。自分の骨の状態を正確に知り、予防や治療に早めに取り組みましょう。

年のせいだと見過ごされやすい『心臓弁膜症』

心臓には血液の逆流を防ぐ4つの弁があります。心臓弁膜症になると、弁の不具合により、血液が逆流したり血流が悪くなったりして、進行すると心不全になって命にかかわることもあります。胸の痛み、 息切れ、 動悸など、心臓弁膜症の症状が出ても、年のせいだと思って放置している患者さんも少なくありません。近年、高齢者でも受けられる、体への負担の少ないカテーテル治療なども急速に普及してきています。心臓弁膜症について理解し、気になる症状があったら受診しましょう。